平成15年12月16日に島根県大田市と簸川郡多伎町境の国道9号線沿いの斜面で亀裂が発見されました。
現場は迂回路の無い為、通行止めになれば島根県の東西物流が止まってしまう大動脈線で、早急に復旧が望まれました。
午後6時に始まった大型土のう作りですが、冬の夜間の土のう詰め作業という、あまりにも有りがたくない作業に、関係者の皆様は消極的な顔でした。
ところが、1回目の作業(2型を使っての土のう作り)があまりにも速く簡単にできるのを見て、にわかに元気が出ました。
重機が小さかったので時間は掛かりましたが、それでも180袋を6時間足らずで、製作し10km離れた現場に運搬し設置しました。
大変な土のう詰め作業を圧倒的な速さで終わってしまう、そんな頼もしい道具が『ビー・ビー・ワーカー』です。
突然発生する災害に『まずは土のうで仮復旧』です。