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第1回 土のう詰め・積め大会 報告

 『第1回 全日本土のう詰め・積め大会』

 

平成27年5月17日、日本海に面したコバルトブルーの海が美しい『キララビーチ』(島根県出雲市)で、土のう袋に砂を詰め、並べる速さを競う第1回の『全日本土のう詰め・積め大会!』が開催されました。­

当日は、全国的に高気圧に覆われ、気温22度の柔らかい日差しと爽やかな海風が気持ち良い絶好の土のう詰め日和?でした。

大会は、島根県に所在する土のう作成器メーカーのビー・ビー・ダブリュ株式会社が主催し、参加者が土のうの詰め方、積み方を学ぶことで、自然災害等の不測の事態に役立ててもらおうとの主旨で企画されました。

ルールは、1チーム3人編成で、50枚の土のう袋に砂を詰め、3.5m離れた場所に並べる速さを競うものでした。

参加チームは、地元の陸上自衛隊、消防団、県土木事務所等の土のう詰めの経験者や、未経験の出雲西高校の生徒まで、体力を自負する幅広い年齢層の人たちが集いました。

一人では製作が困難な土のうを、簡易に均等に作ることができる土のう製作器「ビービーワーカー」(ビー・ビー・ダブリュ社製)が提供され、どのチームも玄人肌の動きで、砂山にスコップを突き立て、次々に土のうを作成し、周りの観客を驚かせていました。

体力勝負だけでなく、詰める、結ぶ、運ぶという流れの中でチームワークが要求され、2回の予選を勝ち抜いた計6チームが決勝を競いました。

決勝戦参加チームは、自衛隊・消防団・建設会社チームで、晴天の下、優勝目指して激戦が繰り広げられました。

結果は、日ごろ土のう詰めに慣れている陸上自衛隊を抑え、辛くも地元の土木・建設会社のチームが「7分48秒」の好タイムで栄冠に輝きました。

陸上自衛隊出雲駐屯地のチーム「光速鉄工団」は、惜しくも僅差の3位でした。


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